実際にライブで使用している楽器をご紹介していきます。今後使用する楽器が増えていくかもしれません…

Cajon(カホン)
スペイン語で「箱」という意味のこの楽器。
一見イスにしか見えないが、バスドラムのような低音から スネアドラムのような高温まで幅広い音域をカバーできる打楽器の一種。

とても近代的な楽器で、発祥は19世紀の南米ペルー。
アフリカから渡った黒人たちが、楽器の代わりに積み荷の箱をたたいたことが始まりとされています。
木の温かみのある音、すがすがしい高音。
そのメリハリのある音色をお楽しみください。

ウインドチャイム
ツリーチャイムやバーチャイムなどと呼ばれることもあるこの楽器はカホンとの相性抜群!
長さの違う金属の棒が触れ合うことでキラキラとした音を奏でます。
「流れ星の音」とも形容される華やかで澄んだ音色は楽曲のアクセントにもってこいです。

シンバル
シンバルと一口に言っても種類は様々。
私が普段使用しているのは「スプラッシュ」「クラッシュ」と呼ばれるものです。
スプラッシュは「水が跳ねるような」という意味で、サイズも小さく明るく高い音色が特徴です。
一方クラッシュは大きくやや低めの音色です。こちらはマレットと呼ばれる木琴を演奏する先の柔らかいスティックで叩きます。
ジャズを演奏する際にはブラシという細い金属を束ねたもので演奏することもあります。

オーシャンドラム
広い海を意味する「オーシャン」。
その名の通り、広がりのある波打ち際をイメージさせる音色を表現します。
パンッと張った布地の上を無数の金属の粒が転がることで、波のような音を奏でます。

レインスティック
直訳すれば「雨の杖」となります。
本来はその名の通り雨を表現する楽器のようですが、私はもっぱら「水の音」を表現する時に使用します。
素材はサボテンのようです。
中には無数のトゲがあり、小さな実(タネ)がトゲに触れることでサラサラとした音色を奏でます。

スレイベル
「ジングルベル」と呼ぶとピンとくる方が多いかもしれません。クリスマスに聞こえてくる「シャンシャン」とした鈴の音の正体はコレです。
日本では雅楽で似たような音色を耳にすることもあるので、日本人にも馴染みのある楽器かもしれません。
見かけによらずずっしりと重く、扱いにはある程度の力が必要です。